バンコクのファランポーン駅には定刻より一時間遅れの7時半に到着。
タクシーの運転手ともめることもなく60B(メーターは57B)でビエンタイホテルへ。
チェックインもスムーズに済み、早朝の到着にも関わらず20分ほどロビーで待たされただけで部屋に入れてもらうことができた。セブンイレブンで買ってきたパンとコーヒーで簡単な朝食とする。
このホテルはカオサンロードに平行して走る一本北側の通りにあって、立地は大変良いのだが、室内の設備はいまいち。テレビも小さいし、セーフティボックス、ドライヤー、ポットもない(やはり持参して良かった)。それにベッドが柔らかいのも少々気がかりだ。
更に一番気になっていたWifiもここでは有料とのこと。
結局1時間200BのTOT HOTSPOT のカードを購入することに。 これではおちおちネットにつないでいられない。いくら接続スピードが早くても、サーバー自体の処理速度が遅いせいか、何をするにも時間がかかるからだ。(ラオスも同様だった)
カオサン通りは車は通るは、人は多いは、日中は暑いはで、喧騒と猥雑さの極みといった感じ。両替を済ませると、そそくさと通称寺裏と呼ばれる地域に向かう。
このあたり一帯はまだ足を踏み入れたことがないところ。
チャナソンクラン寺院は昼間だけは通り抜けが許されているそうなので、この近道を通らせてもらう。
私の想像ではもう少し静かなところかと思っていたが、車が通り抜けて行ったり、昼間から屋台が出ていたりして想像よりはにぎやかだ。それでもカオサンロードに比べれば散策しやすい。
涼しいラオスの気候にすっかり慣れてしまったせいか、日本の真夏のような日差しには少々参った!それでも湿気が少ないのと、木陰に居れば比較的涼しいため、暑さ負けするほどではない。
ムエタイ(タイボクシング)ジムや、プラスメン砦、砦前にある公園でチャオプラヤ川を行きかう船(地元の人たちの足)の様子を眺めながらひとときを過ごした。
たまたま通りかかった在住者と見られる欧米系の女の子を地元タイ人の男の子がからかったことから、にらみ合いのけんか(?)になり、どちらも引かずに長々と続けている様子はなかなか微笑ましかった。
それにしても腕組みしながら睨み付けている女の子の迫力は大したものだ。
こんな具合に取り立てて目的もなくブラブラと歩き回っているうちにお腹も空いてきたので、寺院の境内に出ていた屋台でランチタイムにすることに。
私は地元料理のいわゆるぶっかけ飯、夫はタイ風オムライスを注文。私のは大変おいしかったが、夫はいまいちだったそうだ。
ランチの後は近くのカフェでアイスコーヒーを飲みながらしばし読書。
そのうち私は店のソファでコックリコックリ・・・
夫はその間、世界中から集まってきた観光客を眺めて退屈しなかったそうだ。
今日は大晦日。
夕方、ちょっと買い物がてら様子を見に行くと、あちこちにステージが作られ、すでに椅子取りが始まっている。警察署前に作られたステージ前には偉い人が座るのか、立派なソファやテーブルまでセットされている。
6時半を回る頃、私たちの宿泊先ホテル前でも、地元の人たちの飲めや踊れやの大騒ぎが始まった。犬までもお祭り気分になっているようで、人間と一緒に吼えまくっている。
それでもビエンチャンの大音響に比べたらノープロブレム!だ。
さて、大晦日のカオサン周辺はどんな様子なのか。
続きのレポートは12/31の2部へ続く。
(21,000歩)