1/1(木) バンコクで迎えた新年

昨夜は3時過ぎまで通りがにぎやかだったので、ついつい私も夜更かししてしまった。今日は9時近くになるまでグッスリ寝ていたところを、お腹を空かせた夫に起こされる。そうそう、朝食は9時半までだ。あわてて一階のレストランへ。

なんと席はすべて埋まっていたので、ほんのちょっとだけ席が空くまで待たされる。朝食がこんなに混んでいるホテルは珍しい。ということは、質が高いのかも、と期待したとおり、どの料理も大変おいしかった。

おかゆのトッピングは、ねぎ、香草、にんにくの炒めもの、魚系の何か、唐辛子を漬け込んだもの、それにナンプラー、と6種類も揃っていて完璧だったし、パン、フルーツ、野菜サラダ、とどれをとっても不足なし。種類が多過ぎて全部を試すことができなかったのが残念なくらい、どれもおいしそうだ。しいて言えばコーヒーが苦めだったことしか難点が見つからなかった。

宿泊客たちはそれを知っていたのだろうか。 昨日の室内の設備不足という不満はどこへやら、これは宿泊料金の割にコストパフォーマンスに優れたホテルでは、という評価に変わる。やはり食べ物は重要だ。

さて、明日はいよいよ帰国の日。
8時15分発のJALに乗らなくてはならないため、ホテルのタクシーサービスに料金を確認してみると750Bだとのこと(確かに料金表にもそう書いてある)。
「話にならないね」と言うと「500Bだ」とすぐに値下げされたが、念のためミニバスの料金も確認してみることにして、近くのツアー会社へ行ってみた。

次回の参考のため、エアポートバスの発着場所や時間を確かめたりしながら、いくつかのツアー会社を当たってみるが、日本人が経営しているMPツアーをはじめ、他にも正月休みを取っているところが多く、結局寺裏にあるABツアーでミニバスの予約を済ませた。当日になってあれこれ交渉するより、確実に時間通りに迎えに来てもらった方が安心感があるからだ。明日4時50分にホテルのロビーで待つように言われ、ひとり200Bを払う。

楽器屋の店頭で営業する仕立て屋さん
楽器屋の店頭で営業する仕立て屋さん

 

午後は帰国に備えてちょっと買い物に行くことにした。最近は旅慣れたせいか、はたまた年齢のせいか、物欲がなくなってしまい、旅先で必要になったものくらいしか買う機会がない。なんだか旅の楽しみがひとつ減ってしまったようだ。せっかくの円高メリットを生かして、今こそお得なものを探してみようと、カオサン地区にはひとつしかないと思われる庶民派デパートに行ってみた。

入り口付近は屋台でごった返していて、見落としてしまうような店構えだが、入ってみると一通り商品は揃っている。今回の旅行中に壊れてしまった読書用の軽量スタンドや、せっかく修理したものの、すでに寿命がきているビーチサンダル(とても気にいっていた!)などを買い換え、ついでにウォーキング用のナイキのシューズやワコールの下着など、お得度が高い物だけを購入する。あとは多少のお土産くらい。

 

夕食は、ホテルの斜め前にあるグリーンハウスへ。
旅の最後の夕食なので、ここはタイらしい食事を、ということでグリーンカレーとビーフの香草炒め、それに私は辛さに備えてジュース、夫はもちろん生ビールも忘れずにオーダーした。
どちらも旅の締めくくりになるおいしい料理だった。二人とも大変満足してホテルに戻った。

さて早朝の出発に備えて今晩は早く寝よう!

(14,000歩)

 

1/2(金) 帰国