1/2(金) 帰国

空港までの送迎ミニバスがホテルに到着したのは朝5時を少し回った頃。

ビエンチャンから国境越えのトゥクトゥクに乗ったときと同様に、あちこちで予約客を拾いながら空港に向かう。私たち以外の乗車メンバーは、日本人カップル、多分ロシア人と思われるカップルと、ロシア人の女性ふたり、それに最後に日本人男性ひとりの合計9名だ。
ビロードのようなシートカバーをつけたミニバスはタクシーより高級感が勝るくらいクッションもよく、快適な乗り心地なのだが、トゥクトゥクとは違って乗客同士の交流はない。
トゥクトゥクではみんなが向き合っていたので言葉以外の交流も自然にできたのだが、ミニバスはすべて前を向いている形だから当然かもしれない。

早朝のせいか、空港には35分程度で到着することができた。
帰国便のJALは30分程度遅れて出発したが、日本にはほぼ定刻どおりに到着したので、午後7時頃には無事我が家に戻ることができた。

我が家に帰るタクシーから眺める新宿の町並みは歩く人も少なく、カオサンロードの喧騒と比べると寂し過ぎるほどだった。バンコクだって決して景気は良くないし、例のスト以降観光客の激しい落ち込みで直撃を受けているはずなのに、あの活気はなんだろう。今回バンコクに立ち寄ってみて、日ごろの思いを更に強くした。
それは悲観的傾向の強い日本人のメンタリティを何とかできないものだろうか、といった点だ。(完)

(6,000歩)
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※それぞれの記事の最後に(○○○歩)と書いてあるのは、万歩計に表示された当日最終の数字です。結構歩いていますね。

 

出発前の準備については、下のリンクからご覧いただけますので、 参考になさりたい方はどうぞ。

出発前の準備