今回の旅の目的は、香港駐在となったTさんのお宅訪問と、マカオの世界遺産の観光、それにマカオで今評判の水舞間(The House of Dancing Water)のステージを観ること。
今までの旅先と違って香港には冬があることは承知していたつもりだけれど、思ったより寒くてちょっとびっくり。持って行った服のいくつかは着れなかったものも。
香港はクリスマスセールの真っ只中でショッピングにはラッキーだったけれど、衣料品もそれほど安くない印象。食事代も日本よりは多少安いかな、という程度で、ホテル代をはじめ物価が高目で、タイなどに比べると旅行者にはちょっと厳しい気がする。
もっともタクシーやバス、トラム、フェリー、MTRなどの交通費が安いのが救い。右の写真は空港で買ったオクトパスカード。ほとんどの交通機関、スーパーやコンビニでの買い物に、持っているとすごく便利な香港での必需品。日本でのsuicaとも性格が似ているが、もっと使える範囲が広いようだ。デポジットの500円は申し出れば返してもらえるけれど、私たちは香港を出国する際、空港内でほとんど使いきった。(ただし全額使うことはできないシステム)
さて、そんな香港もクリスマスシーズンのためか、大陸からの中国人観光客がものすごく大勢買い物に来ている。有名ブランドショップ、デパートなどでは大きなショッピングバッグをぶら下げた家族連れであふれかえっていた。
そんな混雑ぶりに比例するように、どこのレストランも食事にありつくまでが大変。
街中の麺屋さんなど、個人商店であれば相席をがまんする程度で大丈夫なのだけれど、デパート内のフードコートなどではそもそも注文システムがわからない。 最初に注文する番号を調べてからレジに行ってお金を払い、次に注文するお店にレシートを出して出来上がるのを待つ、というシステムを理解するまでだいぶ時間がかかってしまった。空いている席を確保するのも一苦労だった。
一方、マカオの方も人、人、人の群れ。
2005年の世界遺産登録前からカジノでは有名なマカオ。どこのカジノもきっと札束握り締めた大勢の人たちであふれていることだろう。私たちは足を踏み入れなかったので推測するしかないけれど・・・。
幸いにもマカオはかなり狭いので、主な観光地はほとんど徒歩で回れるのが旅人には魅力。坂道が多いのが玉に瑕だが。
私たちは長距離移動しかバスを使わなかったけれど、コロアネなど南の方へ移動するにはバスが便利らしい。
・・・香港へ続く