今日は午前中はホテルでのんびりして昼近くにファングーラオ通りまで出かけました。安いツアーをやっているシンカフェという店に行ってこの数日間のツアー予約をするためです。
幸い今日の午後半日と明日、明後日のツアー予約ができました。半日ツアー1回(3ドル)、1日ツアー2 回(7ドル&4ドル)でひとり当りなんと14ドルで済んでしまいました。普通は一日ツアーで数十ドルかかるのですけどね。
さて、今日午後のシティツアーは1:30集合ということなので、近くで昼食を済ませてからインターネットカフェにも行ってみました。あちこち覗いてみましたが、やはり日本語Windowsが入っているのは「サイバーカフェ・ サイゴン」くらいしかありません。
Hotmailなら日本語でメールのやりとり は可能ですが、持参したポケットメーラーというFD一枚に収まるメールソフトは日本語Windows上でないと使えないので妥協しないで探した わけです。でも結局サーバーエラーとやらでうまく接続できず、再度設定を見直して明日以降チャレンジしてみることにしました。
市場以外にも2箇所ほど古いお寺を見学し、あとはひたすらバスで走り回ったため、効率よく市内全体を把握することができました。ツアーは最後に市内中心部にあるベンタイン市場に向かい、私たちはここでツアーメイトと別れることにしました。
ここからだと聖母マリア教会まで歩いて行ける距離なのです。今日は大晦日。教会では大規模なミサが行われると聞いていたので、これはもう見学するしかないと思ったからですが、まずは風情のあるコンチネンタルホテル前のカフェに入り一休み。ここでしばらくお茶して時間をつぶし、教会に向かいます。
でも何か様子がおかしい。教会までの通りにある商店はなぜか真っ暗なのです。きっと停電なのでしょう。情報によるとこのあたりはよく引った くりに会う場所らしいので、私たちは一応用心深く歩いて無事に教会にたどり着くことができました。
教会前は何の照明もない暗がりにかなり大勢の人たちが集まっています。中から聞こえる賛美歌に吸い寄せられるようにどんどん中に入って行くと、ちょうど聖餐式?が行われているようです。大勢の信者が並ぶ
中に混じってにわかクリスチャンに変身した私たちは、前の人たちの真似をして腕を組み、神妙な顔をしてシスターからパンならぬ「えびせんべい」みたいなクラッカーを口に入れてもらいました。ちょっとずうずうしかっ たけどこれも貴重な体験ですからね。
ちょっと厳かな気分に浸りながらまた真っ暗な道をもどり、ベンタイン市場近くの「フォー2000」 というお店で夕食を済ませることにしました。ベトナムと言ったらやっぱり一度はフォーを食べなければ。ここはちょうどホテルへの帰路にあるので 都合が良いということと、地元でも評判のお店らしいということで決めました。
フォーには二種類の香菜が盛られたお皿が添えられています。ちょっと変わった香りがして、癖になりそうな葉っぱですが、残念ながら名前はわかりません。
ベトナムらしい夕食を済ませて満足した私たちがホテルまでもどって来る と、ホテルではまたまた別の人たちの結婚式が行われていました。今日はあちこちで結婚式のカップルやリボンをかけた車を見かけましたが、やっぱりミレニアムウェディングということでいつもより多いのでしょうか。
それにしてもサイゴンは人とバイクの多いこと!本当にすさまじいという表現がぴったりなほど、通りは人とバイクの洪水で埋め尽くされています。